生命保険は3つの形がある!加入する前に知っておこう

公開日:2023/09/15


生命保険の基本についてお伝えします。もしもの時に備えて生命保険への加入を検討している、という方も多いのではないでしょうか。しかし、生命保険の基本やなぜ必要なのかしっかり理解してから自分に必要な保険に加入したいですよね。加入する前に知っておきたい生命保険の基本について詳しく解説します。

生命保険の基本

生命保険は「終身保険」「定期保険」「養老保険」の3つの形があります。各保険会社は、3つの形を組み合わせて、様々な保険商品を販売しています。それぞれの形の特徴を解説します。

終身保険

終身保険は、一生涯保障が続く保険です。中途解約した場合は、払い込み保険料に応じた解約返戻金を受け取れるため、貯蓄性が高い保険です。しかし、解約返戻金は解約のタイミングによっては、払い込み保険料を下回る可能性もあるため注意が必要です。保険料は加入時から一定で、一生涯にわたり保障される安心感があります。家族へまとまったお金を残せたり、葬儀費用を準備できたり、もしもの時に備えられます。

定期保険

定期保険は、保険期間が定められている保険です。10年・15年など年数で設定する「年満了」と、60歳・70歳までなど年齢で設定する「歳満了」があります。保険料は掛け捨てで、解約返戻金はないことがほとんどです。解約返戻金があり貯蓄性が高い終身保険と比較すると、保険料が安く一定期間手厚い保障が受けられるという特徴があります。

養老保険

養老保険は、保険期間中に被保険者が死亡した場合には死亡保険金を、死亡保険を受け取ることなく満期を迎えた場合は、満期保険金を受け取ることができる保険です。死亡保険金と満期保険金は同額で、どちらにしても保険金を受け取ることができるのが特徴です。中途解約の場合でも解約返戻金があるため、貯蓄性が高いと言えるでしょう。しかし、解約返戻金は、払い込み保険料を下回ることが多いので注意が必要です。

生命保険はなぜ必要?

生命保険は、将来起こり得る様々なリスクに備えるために必要です。死亡リスクや病気、ケガのリスクなどは、誰にでも生じる可能性があるリスクです。

死亡リスク

生命保険で、被保険者の死亡リスクに備えられます。もしもの時でも大切な家族にお金を残せる安心感があります。保険に加入する際には、家族の人数や子供の年齢などを考慮して、必要な保険金額を算出することが重要です。

病気やケガのリスク

保険に加入していると、病気やケガによる入院や手術、通院などの費用に保険金を充てられます。公的制度で賄えない部分をカバーできるため、経済的負担を軽減できるでしょう。がん保険や女性特有の疾病に備えた保険など、様々な種類があります。

老後・介護リスク

個人年金保険は、公的年金で足りない部分をカバーできるので、自営業の方や公的年金だけでは老後の生活が不安な方におすすめです。所定の介護状態になった場合は、保険料の支払いが免除されるものもあります。介護が必要な状態になった場合に保険金が支払われる介護保険や認知症に特化した認知症保険など、備えたいリスクによって自由に選択できます。

教育費の準備

子どもの教育資金を計画的に準備できたり、大学入学のタイミングでまとまった資金を受け取れるようにしたり、生命保険を活用して教育費の準備ができます。学資保険や終身保険を利用するとよいでしょう。

生命保険に加入しないことのリスク

生命保険に加入しないと、働き手を失い収入がなくなったり、治療費が生活を圧迫したり、生活に困窮する可能性があります。大切な家族の生活を守るためにも、起こり得るリスクに備えることが重要です。

働き手を失い収入がなくなる

働き手を失い収入がなくなるリスクがあります。必要な生活費や教育費が確保できずに、生活を維持できなくなる可能性もあります。十分な貯蓄や資産があり、収入がなくても生活できる方は別ですが、大切な家族が生活に困窮することがないように、生命保険でしっかり備えることが大切です。

治療費が生活を圧迫する

病気やケガなどの治療費が生活を圧迫する可能性があります。入院や手術、通院など様々な費用がかかります。また、先進医療は全額自己負担なので、貯蓄で治療費を賄えない場合は、希望する治療が受けられなくなる可能性もあるため注意が必要です。医療保険の他にもがんに特化したがん保険や、乳がんや子宮がん、子宮筋腫など女性特有の疾病に特化した女性保険など、多種多様な保険があります。

まとめ

この記事では、生命保険に加入する前に知っておきたい基本知識についてお伝えしました。生命保険の基本の形は「終身保険」「定期保険」「養老保険」の3つです。3つの形を組み合わせて様々な保険商品が販売されています。被保険者の死亡リスクや病気、ケガのリスクなど、生命保険への加入で様々なリスクに備えられます。十分な貯蓄がないのに生命保険に加入していない場合、働き手を失い収入がなくなったり、急な病気やケガで多額の治療費がかかったり、大切な家族の生活を維持できなくなる可能性があります。家族を守るためにも、万が一に備えて生命保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

【札幌市】おすすめ保険の相談窓口7選

おすすめポイント子育て中の方でも相談しやすい!顧客にとって本当に必要な保険を提案

おすすめ関連記事

サイト内検索