20代で生命保険に入るべき理由とメリット

公開日:2023/08/15

20代は保険に加入するにはまだ若いとして、保険加入を検討していない人も少なくないでしょう。しかし、保険に入るかどうかは年齢だけで決めるものではありません。若いうちから加入を検討したほうがよい理由もあります。ここでは、20代で生命保険に入るべき理由と、メリットを解説しましょう。

20代でも生命保険に入るべき理由

20代でも生命保険への加入を検討すべき理由は、次の通りです。

ライフステージが変わるから

20代は、就職などで大きくライフステージが変わるタイミングです。人によっては結婚を考えはじめたり実際に結婚したりする人もおり、家族として守られる立場から家族を守る立場になる人も少なくありません。

独身であっても経済的に自立したり、これまでとは反対に家族を助ける立場になったりするので、家族のため、自分のための備えとして保険への加入がおすすめです。

ケガ・病気のリスクがあるから

生命保険というと、死亡や病気に備えるイメージをもつ人も、まだ若いから検討する必要性がイメージできない人もいるでしょう。実際、若い人ほど死亡や病気のリスクが少ないと考えられていますが、完全にリスクを避けられるわけではありません。

とくに就職・結婚といったイベントが目白押しの20代だからこそ、精神疾患などで一時的に働けなくなるリスクが高まることもあります。また、20代であればレジャーやスポーツでケガをする恐れもあるなど、若いからこそ高まるリスクに目を向け、生命保険に加入することが大切です。

20代で生命保険に入るメリット

生命保険の性質上、若いうちに加入することによるメリットもいくつかあります。ここでは、20代で生命保険に入ることによるメリットを解説しましょう。

スムーズに加入できる

20代のほうが、年齢が高くなってからよりスムーズに保険に加入できる点がメリットです。死亡や病気など生命保険で保険金支払いの対象となるリスクは、若いころほど低く、年齢が上がるにつれて高まると考えるのが一般的。

生命保険の加入時には「告知義務」があり、健康状態や既往歴を保険会社に告知する必要があります。大きな病気を患った経験があったり、現在病気の治療中であったりする場合は、同年代のほかの人と比べてもリスクが高いと見なされ、保険への加入が難しくなるケースも少なくありません。

若いうちであれば、加入時点で既往歴や病気を抱えているリスクも低い傾向にあるので、生命保険にも比較的加入しやすくなっています。

保険料が安く抑えられる

同じ保障内容の保険に加入する場合でも、若いうちに加入するほうが保険料を安く抑えられるのもメリットのひとつです。

保険は、加入者全員から保険料を支払ってもらい、集めた保険料の中からリスクが発生した人に対して保険金を支払う相互扶助の仕組み。死亡や病気のリスクが高い人は保険金を受け取る確率が高く、反対に20代のようなリスクの低い人は保険金を受け取る確率も低くなります。

リスクの低い人は保険料を支払うばかりで保険金を受け取れないとなると、相互扶助とはいえなくなるため、リスクの高い人は保険料も高く、リスクの低い人は保険料も低く設定されるのです。そのため、リスクの低い20代のうちに加入すると保険料を安く抑えられます。

20代が生命保険を選ぶときのポイント

20代で生命保険に入ることは大切ですが、ただやみくもに加入すればよいものではありません。ここでは、20代で生命保険を選ぶときのポイントを解説します。

目的を明らかにする

保険はそれぞれ果たせる目的が異なります。適切な生命保険を選ぶには、誰のためか、何を目的として加入するのかを明らかにすることが大切です。

必要な保障額を明らかにする

保険は、単純に保障を高額にすればよいものでもありません。目的に応じた保障額を設定しましょう。

たとえば、家族のために加入する死亡保険であれば、自分の死後家族の生活費を保障できるだけの保障額が必要です。保障内容を充実させようとすると、支払う保険料も高くなり、かえって家計を圧迫することもあります。保障額だけでなく、保険料と保障額のバランスを考慮しながら保障内容を決めましょう。

公的保障も活用する

リスクの中には、健康保険などの公的保証でカバーできる部分もあります。たとえば、サラリーマンの健康保険では収入保障として傷病手当金が受給できるのです。一方、自営業の人など国民健康保険の加入者には傷病手当金はないため、収入保障が必要であれば別途就業不能保険などに加入する必要があります。

このように、公的保証でカバーできない部分を生命保険で補うようにすると、保険料を抑えながらリスクに対して充分に備えられるでしょう。

定期的に保険の見直しを行う

生命保険は、ライフステージに応じて必要な保障が変わります。加入時の保障内容だけで一生のリスクをカバーするのではなく、適宜見直しを行うことを前提に保険を選ぶとよいでしょう。

まとめ

生命保険は、年齢が高い人のための制度ではありません。保険が必要になったころには、既往歴などが原因で加入できなくなるケースも多々見られます。リスクが低く、保険料を抑えてスムーズに加入できる20代の人こそ生命保険の加入がおすすめです。

加入する保険を選ぶ際には、保険に入る目的や必要な保障を明らかにしたうえで、保障内容を検討しましょう。また、公的保障と生命保険で保障の範囲をカバーし合わせることで、保険料を安く抑えつつ保障を充実させることもできます。家計に無理のない範囲で保障を充実させ、リスクに備えましょう。

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